●「意匠登録」に描かれている図面は、意匠登録を受けようとするデザインの「特徴」が描かれているものです。
意匠登録図面は、権利範囲を広くするため、例えば、穴を描く際にも「丸でも四角でもなく、どちらにもとれる楕円形」といった具合に、あいまいにすることで権利範囲を広くする手法がとられています。
その為、実際に、商品として製造する段階で、その類似の範囲を超えない範囲内で変更を加えることができますので、一件の登録意匠だけでも、無数のバリエーションの商品を生み出していただくことが出来ます。
このページでは「セミウェラブルフォン」のページに掲載したモックアップとは異なるバリエーションのモックアップ(実施例)を掲載しています。
●従来のスマートフォンとの対比です。
違いが分かるように「指穴」以外の部分を同じデザインで製作してみました。
比較致しますと、シンプルさを売りにしてきた従来のスマートフォンの味気なさを感じます。
本、モックアップでは、他者の権利を侵害しないように、一切の飾りつけを排除したオーソドックスなものとしていますが、今市販されているスマートフォンのデコレーションをミックス致しますと、より魅力的商品になるものと自負いたしております。
■「セミウェラブルフォン」バリエーション ■
流行の兆しを見せている「二画面スマホ」にも、本、意匠を融合させて、新しいスタイルの「二画面スマホ」を創作して頂くことができます。
写真は、意匠登録1602377号を基にして創作したものですが、当方の、すべての登録意匠においても、同様に創作していただくことができます。
モニターを傷つけることなく安心してポケットに滑り込ませることが出来ます。
物を大切にし、きれい好きな方が多い日本人には、この、モニターがカバーされたスタイルは適しているかもしれません。
従来のスマホのように握る必要はありません。
開閉も、片手だけで行うことができます。
屋外では、滑り落としそうで気を使ったキーボード操作も快適に行うことが出来ます。
左手で持つときは、人差し指の挿入がお勧めです。
安心して保持できますので、素早いタイピングが可能になります。
上のモニターで撮影済の写真を確認しながら、写真を撮影中の状態です。
写真左は、ボディーのシャッターボタンを用いて撮影しているところです。
写真右は、モニター上に表示されたシャッターボタンアイコンを用いて撮影しているところです。
指を挿入していることで、グリップも得られ、デジタルカメラ以上の持ちやすさで撮影することができます。
右のモニターで撮影済の写真を確認しながら、写真を撮影中の状態です。
写真左は、ボディーのシャッターボタンを用いて撮影しているところです。
写真右は、モニター上に表示されたシャッターボタンアイコンを用いて撮影しているところです。
縦撮り写真も、デジタルカメラ以上の持ちやすさで撮影することができます。
動画を見ている最中に、写真撮影をしているところです。
モニター上に表示されたシャッターボタンアイコンを用いて、左手で持っているときも撮影できます。
滑り落とす心配もなく、長時間の動画視聴も疲れません。
一件の登録意匠から多種多様な商品を創出して頂くことができる一例です。
●上写真は、いずれも、意匠登録1606780号を基にしたモックアップです。
意匠登録願書には、材質の指定や色の指定は致しておりませんので、黄色のモックアップのように、指を掛ける部分を金属にする事も出来ますし、青色のモックアップのように、ボディーと同じ材質、同じ色で製作することも考えられます。